ペイントにはまるⅡ2007年06月25日
皆さん、いかがお過ごしですか? 根津甚八です。
先週、妻が近所で頂いたクチナシの花を玄関の器に生けたもの、ちょっと絵になっていたので撮ってみました。
以前玄関の正面の壁に施した赤は、かなりのインパクトあったようで、我が家を訪れて気づいた人は皆一応に「お~っ」と声をあげていました。でも、玄関のドアを開けて真っ正面にあるのに、まるで気づかない人も意外に多くいました。いや、気づいていても口にしなかったのかもしれませんね。
俺は、この赤は多いに悦に入っていて、玄関に立つと、ついつい眺め入ってしまうほどでした。
しかし、ペイントによるリフォームはここでは終わらなかったのです。
こうして色のある空間に包まれる魅力にハマり、次に気になりだしたのが、リビングルームです。
無意識に子供部屋や玄関とどうしても比較してしまっているらしく、白っぽいリビングルームがだんだん殺風景に感じてきたのです。
とうとうリビングルームの壁、それも一番広くてビッシリと9枚のリトグラフが飾ってある一面を塗ることにしたのです。
ヨーロッパの画廊などで絵画の飾ってある壁に赤が多いのを見て、玄関の「BLAZER」よりさらに赤味の強い「RECTORY RED」を塗ることに決定。
リビングに赤を持って来た関係で、玄関には赤系を避けイェロー系の「BABOUCHE」を施すことにした。
この時も“カラーワークス”のスタッフに来てもらい、半日で作業を終えました。
リビングルームの壁の一面を塗り終えてみると、ソファ、キャビネット、絨毯とのコンビネーションも良く、何よりも9枚のリトグラフが以前よりグンと映えて見え、まるでギャラリーみたいで、大満足であった。
ところが、またしばらくして、今度は居間の壁と天井の白っぽさに、何か間が抜けているように感じを抱きだした。
引っ越してから10年、天井の壁紙の上にはみ出した糊が、あちこちでコーヒー色に変色してしまっていて汚らしいのだ。これに気づいたらもう気になってしょうがない。
思い切ってリビングの天井と残りの壁をペイントリフォームで一新することに。
主役の赤い壁に合わせて、まずは色の選定。
F&Bのカラーチャートと一週間にらめっこして、3種類チョイスして、 A4判の色板を“カラーワークス”に作ってもらい、それらを天井やら壁の陽当たりの異なるところに張って比較検討し、あれこれ迷った上(実は、この段階が結構楽しいのだ。色が決まってしまえば70%終わったようなものですからね。)、天井のトップは「OFF WHITE」、壁と折り上げ天井部は「RIGHT STONE」に決めた。
そんな頃、例のS井さんから
「あのさ、真面目で仕事が出来そうなペイント職人をスカウトしたんだよ。俺も勉強がてら手伝いに行くから、彼にやらせてみなよ」
と、半ば押し切られるようにペインターも決定。
作業日は好天に恵まれ、作業開始。今回は、リビングの天井と壁全面だから、大きな家具を移動したり、広い床などにペイントがかからように「養生」したりの作業に多少時間がかかった。
さて、昼食を挟んで、いよいよローラーでペイントにかかろうかと思ったら、助っ人で来てるはずのS井さん、なななんと、ど真ん中のソファで昼寝をこいてるではないか。
見ていたら俺にも出来そうな気がしてきて、一回目を塗らせてもらってみた。
ポタポタ垂れることもないし、塗りムラも出来ず、素人でもぜ~んぜ~ん平気でした。ちょっと子供に戻ったみたいな気分で楽しい楽しい!!!
職人さんの仕上げの二度塗りが乾き、家具を元に戻し、全作業を終えたのは夕方の5時。
匂いもないので、そのまま全員で楽しく夕食を済ませて解散!
写真には非常に映し込みにくい、非常に微妙な色調な色なので皆さんにこの色の魅力を映像で伝えられないのが残念です。
その日の天候のよって、また時間帯によって光量によって、折り上げ天井の凹凸にから、張り、そして北側の壁へと、明るく落ち着きのあるベージュからかすかに薄緑の絹がかかったようなトーンから、抹茶の粉末をかけたような色へと様々な表情を見せてくれます。
夜はまた、昼間とは別の表情をみせてくれる。
まるでまっさらな漆喰を施したような落ち着いた仕上がりに、大満足でありました。
ちなみに“COLORWORKS”のHPに私のお薦めのペイントが「Jinpachiセレクト」として紹介されています。
今回も芝居や映画とは、離れてしまいました。
次回に、ご期待を!
では、またお会いしましょう。
先週、妻が近所で頂いたクチナシの花を玄関の器に生けたもの、ちょっと絵になっていたので撮ってみました。
以前玄関の正面の壁に施した赤は、かなりのインパクトあったようで、我が家を訪れて気づいた人は皆一応に「お~っ」と声をあげていました。でも、玄関のドアを開けて真っ正面にあるのに、まるで気づかない人も意外に多くいました。いや、気づいていても口にしなかったのかもしれませんね。
俺は、この赤は多いに悦に入っていて、玄関に立つと、ついつい眺め入ってしまうほどでした。
しかし、ペイントによるリフォームはここでは終わらなかったのです。
こうして色のある空間に包まれる魅力にハマり、次に気になりだしたのが、リビングルームです。
無意識に子供部屋や玄関とどうしても比較してしまっているらしく、白っぽいリビングルームがだんだん殺風景に感じてきたのです。
とうとうリビングルームの壁、それも一番広くてビッシリと9枚のリトグラフが飾ってある一面を塗ることにしたのです。
ヨーロッパの画廊などで絵画の飾ってある壁に赤が多いのを見て、玄関の「BLAZER」よりさらに赤味の強い「RECTORY RED」を塗ることに決定。
リビングに赤を持って来た関係で、玄関には赤系を避けイェロー系の「BABOUCHE」を施すことにした。
この時も“カラーワークス”のスタッフに来てもらい、半日で作業を終えました。
リビングルームの壁の一面を塗り終えてみると、ソファ、キャビネット、絨毯とのコンビネーションも良く、何よりも9枚のリトグラフが以前よりグンと映えて見え、まるでギャラリーみたいで、大満足であった。
ところが、またしばらくして、今度は居間の壁と天井の白っぽさに、何か間が抜けているように感じを抱きだした。
引っ越してから10年、天井の壁紙の上にはみ出した糊が、あちこちでコーヒー色に変色してしまっていて汚らしいのだ。これに気づいたらもう気になってしょうがない。
思い切ってリビングの天井と残りの壁をペイントリフォームで一新することに。
主役の赤い壁に合わせて、まずは色の選定。
F&Bのカラーチャートと一週間にらめっこして、3種類チョイスして、 A4判の色板を“カラーワークス”に作ってもらい、それらを天井やら壁の陽当たりの異なるところに張って比較検討し、あれこれ迷った上(実は、この段階が結構楽しいのだ。色が決まってしまえば70%終わったようなものですからね。)、天井のトップは「OFF WHITE」、壁と折り上げ天井部は「RIGHT STONE」に決めた。
そんな頃、例のS井さんから
「あのさ、真面目で仕事が出来そうなペイント職人をスカウトしたんだよ。俺も勉強がてら手伝いに行くから、彼にやらせてみなよ」
と、半ば押し切られるようにペインターも決定。
作業日は好天に恵まれ、作業開始。今回は、リビングの天井と壁全面だから、大きな家具を移動したり、広い床などにペイントがかからように「養生」したりの作業に多少時間がかかった。
さて、昼食を挟んで、いよいよローラーでペイントにかかろうかと思ったら、助っ人で来てるはずのS井さん、なななんと、ど真ん中のソファで昼寝をこいてるではないか。
見ていたら俺にも出来そうな気がしてきて、一回目を塗らせてもらってみた。
ポタポタ垂れることもないし、塗りムラも出来ず、素人でもぜ~んぜ~ん平気でした。ちょっと子供に戻ったみたいな気分で楽しい楽しい!!!
職人さんの仕上げの二度塗りが乾き、家具を元に戻し、全作業を終えたのは夕方の5時。
匂いもないので、そのまま全員で楽しく夕食を済ませて解散!
写真には非常に映し込みにくい、非常に微妙な色調な色なので皆さんにこの色の魅力を映像で伝えられないのが残念です。
その日の天候のよって、また時間帯によって光量によって、折り上げ天井の凹凸にから、張り、そして北側の壁へと、明るく落ち着きのあるベージュからかすかに薄緑の絹がかかったようなトーンから、抹茶の粉末をかけたような色へと様々な表情を見せてくれます。
夜はまた、昼間とは別の表情をみせてくれる。
まるでまっさらな漆喰を施したような落ち着いた仕上がりに、大満足でありました。
ちなみに“COLORWORKS”のHPに私のお薦めのペイントが「Jinpachiセレクト」として紹介されています。
今回も芝居や映画とは、離れてしまいました。
次回に、ご期待を!
では、またお会いしましょう。