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根津甚八プロフィール
俳優。75年「娘たちの四季(フジテレビ)」でエランドール賞を受賞。同年「濡れた賽の目」で映画デビュー。80年黒沢明監督の「影武者」に出演。82年「さらば愛しき大地」でキネマ旬報主演男優賞、日本アカデミー賞主演男優賞受賞。85年に再び黒澤明監督の「乱」に出演し世界的評価を得る。近年は舞台を中心に精力的に活動している。
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シェフの微笑み 3

皆さん、いかがお過ごしですか?

ここのところ、もう春がやって来てしまったのか思えるようなポカポカ陽気が続いてますね。寒いのが苦手なおいらには過ごし易い冬で、ありがたいと思うのですが、同時に、この異様な暖冬振りは、もはや完全に地球規模で大きな異変が起きている証でもあるわけで、それも原因は全て人間がつくり出しているという事実に、逆に、ゾォっと寒気を感じている今日このごろです。

豚肉

?????


唐突なこの写真。実は、西沢シェフが、俺の誕生日に毎年送ってくれる豚肉?kgです。平らげるのに1週間ぐらいかかります。

ってなわけで、「シェフの微笑み」の続きです。

今回のゲストのまかないデカ長・中尾彬さんを、明らかに意識して、赤と緑の布を、あの「中尾捻り」にして颯爽と登場してきた西沢シェフ。
シクァシ、である。
ゲスト4名中誰一人として、この「捻り巻き」には触れることはなかったです。

あれは、どう見たって不自然な流れだったなあ。

おかしいと思いませんか? だってオーナーシェフの登場シーンですよ。
全身ほぼ真っ白な出で立ちで、襟元だけに赤と緑の「捻り巻き」。
誰だって気がつくはずでしょう。しかも、ゲストのうち二人は、ツッコミどころを心得ている芸人であることよ。本能的に「シェフの派手な襟元、これは、狙ってきてるな」間髪入れずツッコミ!!! となるはずである。

どんな番組だって、カメラを回す前に、最低限、打ち合わせと段取りは行うものだ。
その時、これは、俺の勝手な邪推だが、西沢シェフの「捻り巻き」に、当然誰かが気がつく。そこで、ちょっとした何かがあって、(この、何かが大いに気になる所だが、所詮邪推に過ぎないから、無視、無視)その結果、シェフ自らか、あるいは他の誰かから、シェフの派手な「捻り巻き」に関しては、一切イジラナイことに決めようという提案があり、全員納得して本番収録に入った・・・・と、これは考え過ぎか?

白衣に赤と緑の「捻りマフラー」のイタリア国旗コーディネーション。格好良く決まってたよ、西沢さん!

ま、それはそれとして、ビビるさんの「シェフもスミに置けませんねえ」ってツッコミに、「スミません」と、即返した西沢さん。
周りにうけたのをみて、少し照れながら、でもチョイ得意げに微笑んだ西沢シェフの顔を、カメラはしっかりアップで捉えていた。

そんなことより、肝心の料理である。西沢シェフから出された「イカスミのパスタ」「アンチョビのパスタ」「チーズ入りエビ芋コロッケ」!!! 
どれもこれも画面から香りを感じるほど実に美味そうだったな。
シェフの味を知っているだけに、テレビの前の俺は、もう本当に溜まらなかったね。生唾を、何度飲み込んだことか!

かなりのグルメであるという中尾彬さん、西沢シェフの作ったパスタを口にしたとたん、

「どうですか?」とコメントを求められた。

「・・・(うなずく、うなずく、うなずく)」

「文句なしですか?」と聞かれても、

「・・・(またうなずく、うなずく、うなずく)」

そして、やっと最後に大きく頷きながら、

「ウン!」

本当に美味いものを食べた時、人は、多くを語れないのだ。
ただひたすら、匠の創り出した美味に圧倒され、頷くしかないのだ。
せいぜい「ウン、ウマイ」「オ、ウメェ」とか、そんな程度。
だって、喋るのに肝心な「舌」は、口ん中にある料理に無我夢中で、言葉を発するどころの騒ぎじゃないのだ。

と、ここまで打っていたら、宅急便が届いた。

また、西沢さんからである。

オリーブ油&トマト

高級バージンオリーブオイルと究極のトマト


打ってる流れと関係ないけど、あんまりにタイミングがいいから、撮っちゃいました。

いつもは、東京では手に入らない京野菜とか、Ms.○山さんからオーガニックのちりめんじゃことか、もういつもいつも食べきれないほど美味しいものがギュウ詰めで送られてくる。ありがたいことです。

最後に、去年の秋に出た西沢シェフの本も紹介しちゃいます。

素顔のイタリアン

今年は、久しぶりに“dibo-diba”に極上のイタリアンを食いに行くぞう!


という、俺だけに向けた決意表明が出たところで、

皆さん、またお会いしましょう。
投稿者 根津甚八 15:24 | コメント(10) | トラックバック(0)
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